Angel Beats! #12 Knockin' on heaven's door

今回は難解じゃのう。
 

変容し続ける世界。戦い続けるかなで。
もはや、全エリアが戦場となっている。
 

ゆりと別れ、残るメンバーの説得に向かおうとする音無たちの前に現れた
ガルデモを含む戦線メンバー。
「毎日が楽しかった。もう思い残すことは無い」と消えていく。
彼らはどのくらいの間、この世界にいたのだろう。
 



作戦部のメンバーもそれぞれ音無の救援に参上する。
おそらく最後の見せ場だろうな。
 

みんなの意思を確認した音無たちはゆりの助太刀に向かうことになる。
 

ひとりで戦闘を続けて到達したオールドギルド。
戦う理由を再確認している間に、闇に呑まれる。
 

闇の中で平和で恵まれた世界を体験させられる。
「悲惨で恵まれなかった人生でもそれが自分に取っては唯一のもの」
呪縛を振り払おうとするが、闇に押し流される。
高松の意識もこんな状態で取り込まれたままになっているのか。
 

救援にきた音無たちのおかげで意識を取り戻すゆり。
妙なカットだなーと思ったら、めずらしくサービスシーンになってた。
 

進軍を続けたゆりはついに黒幕の本拠地に到達。
学校の施設を装うのもこの世界のルールという。
 

部屋の中にいた謎の青年。
彼は自分もプログラミングされた存在という。
このあたりの説明は難しいので後述にまとめで。
石田さんはこの手のキャラをやらせたらピカイチだな。
 

「ここまで辿り着いたあなたはこの世界の神になれる」
狂喜するゆり。
最近、この手の演出増えたなー。
 

ANGEL PLAYERを止めるよう要求するゆり。
戦い始めた当初の「神になる」という意思より、みんなを守るという願いが
すでに強くなっている。
 

理不尽に奪われた妹弟への思いと同じくらい、共に過ごしたみんなへの思いが
大きくなっている。
みんなを守れたことにより、満たされるゆり。
 

ひさびさのED絵はフルメンバー。
うわー、このまま成仏かーと思った。
 

目覚めるゆり。
周囲には音無、日向、直井、かなでが見守っている。
他の戦線メンバーは消えてしまったか。
 

青年が語った内容は極めて単純なんだけど、解釈が難解。

  • この世界を作った存在については不明
  • 報われた人生を送った者が記憶喪失でこの世界に迷い込んでくることがまれにある
  • ANGEL PLAYER(以下、AP)の開発者も迷い込んできた人間
  • APはこの世界の物質に干渉し改変することができる
  • APの開発者が愛した人は卒業してしまった
  • APの開発者は愛した人と邂逅するために待ち続けたが正気を失って自らをNPC化するプログラムを作成した
  • APの開発者はこの世界に愛が芽生えてはいけないと考えた
  • このため、愛が発生した場合、NPC化プログラムを使用して愛をリセットするシステム(青年)を構築した
  • このシステムを改変することは可能(青年は神になれると語った)

このあたりまでは語られた内容。
「この世界で愛を覚えたらすぐにも消えるはず」とゆりの考えのあとに続けて、
青年は「愛があるとこの世界は永遠の楽園に変わる」
「この世界は卒業していくべき場所」だからそれではいけないと語る。
ゆりはみんな消えると考えているのに青年はみんながこの世界に留まったままになると言う。
このチグハグ感が解消されないまま、先に進んじゃうんだよね。
まるでゆりと青年が同じことを考えているかのように。
つまり、ぼくの解釈のどこかがずれているはずなのにそれがわからない。
次回までになんとか整合できるかのう。