閃光のナイトレイド #09 新しき京

夏の陰画までは良かったんだけど、それ以降ってなんかサブタイトルがしっくりこないな。
脚本が間に合ってなかったとかの事情があるのだろうか。
今回のストーリーだと『再会』くらいにしておいてもよかったと思うのに。
 

許婚の名前は「遊佐静音」で確定か。
遊佐の名前出すとネタバレするような背景でもあるのかな。
 

新京に到着した預言者
預言者だっていうのは緘口されていないのに、部屋に踏み込まれるシーンでの扱いは
敬いとかのかけらも無かったな。
そういう能力がある人というだけで、地位が高かったりはしないのかな。
 

もうモブが細々と動いたりはしなくなった遠景。
制約があるんだから、手抜きは重要ですな。
 

上海事変で食堂を焼け出されて奉天まで逃げてきた風蘭。
歴史的背景の描写があっさりしてるな。
#07の事変あたりで時間軸がぐぐっと移動してるんだけど、視聴者的にはそのあたりの
理解はできているのかな。
 

棗が戦う理由を語る。
猫のときの回想シーンに出てきたのは妹かな。
「お嬢様にお付き合いしてるだけ」と思っていたんだけど、いろいろ考えてるのね。
死亡フラグを積まれた気がする。
ところで、能力の発揮には月の光が必要って設定を見た気がするんだけど、
今回、普通に透視や千里眼使ってたよね?
 

再会した兄の意識を覗いた雪菜。
これは原爆投下のシーンかな。
高千穂本人か彼の近くに未来視できる能力者がいるのか。
アジア主義を標榜するわりに、その活動意義が見えない。
リットン調査団を誘拐して新型爆弾を見せたせいで、おそらく満州国の正当性確認作業など
おざなりになったはず。
満州国の存在は大アジア主義に則っているとは思えないんだけど。
 

静音と再会するために国舎に潜入した葵を制止する葛。
けっきょくは見逃すことになり、桜井さんにその事を隠しもしないでなじられる。
いろいろめんどくさくて損な性分だな。
桜井さんも余裕が無くなって本性が透けてきてる。
 

再会した二人。
静音のほうはやはり意図的に姿をくらませたんだな。
「女一人のために国が危うくなることを省みない」男とそうではない女。
 

使命のために己を捨てて戻っていってしまう静音。
ろうそくで逡巡の長さを表現しているあたりはきれい。
 

桜井機関のメンバーがそれぞれの思惑で行動を始める。
寄り合い所帯はこうなると弱いね。
桜井さんは組織運営はうまくない。
 
棗のお嬢様裏切りフラグもあるし、次回からの展開が読めなくなったね。