閃光のナイトレイド #06 乱階の夜

ようやく本筋が始まったって感じ。
相変わらず背景は良い。

 
今回は当時の国際政治的な背景が語られている。
歴史大好き少年たちはニヤニヤしていただろう。
 

アジア各国の独立活動家の会合に高千穂が参加するという情報を元に桜井機関が動いているにもかかわらず、
蚊帳の外状態の雪菜。
前に信用してるって言ってたじゃないか、タヌキ親父めw
茶館に突入したときに、行方不明の葵の姿を確認していながら、兄を探してキョロキョロしていたのだから、
葵たちに信用されてなくても当然といえば当然だ。
 

葵の前に存在をちらつかせる日傘の女。
婚約者が早世したって人物紹介に書いてあったけど、
直接死に目にあってないから未だに納得できていないということなのか異常に動揺している葵。
心情の吐露が無いからどうなのかはわからないけど。
 

潜入していた先の家捜し中に高千穂に遭遇、拉致られる葵。
雪菜の兄なので能力者でも不思議は無いが、けっこうな多能力者なのかな。

  • テレポート…葵が部屋に入ったときに気づかなかった
  • 透明化…同上
  • 精神攻撃…葵を無力化した
  • テレパシー…これは雪菜と同じ能力か
  • 読心…雪菜と同じ能力ならこれもできるはず


行方不明の葵を捜索中に雪菜に感ずかれて問い詰められ中の葛の図。
割り込みがあって良かったね。
 

雪菜の精神に割り込んで会合場所の情報をリーク。
日傘の女の姿は葵へのメンタルアタックかと思っていたが、どうやら実在の人物のよう。
雪菜がいなかったら葛に直接渡すつもりだったのかな。
このあたりのご都合主義感はいまだにこの作品につきまとう。
 

リーク先の茶館へ向かう一行の前に立ちふさがる久世。
テレポーター同士の戦闘は見応えがあるのう。
久世の能力の弱点を捕らえて優勢に立つ葛。
回数制限のある葛と移動距離制限のある久世だと一見時には葛のほうが有用。
しかし、互いの弱点が知れた今、次回、本気の殺し合いになったら、明らかに久世のほうが優勢になるな。
 

葵を同志に誘う高千穂。
ばりばりの軍人教育を受けている葛や信念などまったく無い雪菜や棗じゃなく、
それなりにリベラルな葵をねらったあたり、桜井機関メンバーの情報はダダ漏れっぽいな。
 

右翼の大物を見送る高千穂を見ている日傘の女。
見た目は葵の回想に出てくる婚約者と同じに見える。
立ち位置は高千穂の目論見を妨害するために桜井機関を利用しようとしている第三者というところか。
 
次回の#07はWeb配信らしい。TV放映は総集編。
閃光のナイトレイド
 
ちなみに追加。
放射線化学(ほうしゃせんかがく)の意味 - goo国語辞書