閃光のナイトレイド #13 せめて、希望のかけらを

良い最終話でした。
 

高千穂が行おうとしたことは悪だったのか。
桜井が行ったことは悪だったのか。
主義主張や目指している未来は違えど、みんな正しいと思っていることのために戦っている。
そういうところを丁寧に描ききってほしかったな。
ソ・ラ・ノ・ヲ・トは何をやりたかったのかよくわからなかったけど、
ナイトレイドはあきらかに1クールでは描写しきれない主題を据えていることがわかる。
弱き者が救われる世界のために戦っていると語りながら実は別の弱者を作る戦いに
加担していると気づいて苦悩する棗。
兄に会うために戦い、状況に流されるだけだった雪菜。
葵と葛はそこそこ語られたけど、上の二名は中途半端だったと思う。
兄と棗と葵を同時に喪った雪菜が意外にあっさりしてたりするとね…、
二年で昇華したんだろうけど。
一年かけてやってきた鋼の錬金術師でも最後は超スピードになってるんだから、
1クールで描ける物語の分量くらいは先に考えて欲しいな。
 

それでもまぁまぁ良い最終話だった。
落とすべきところはすべて落としていたと思うし。
それにしても桜井さんは頭は切れるけど組織作りは下手だな。
側近の身元確認くらいはやっておきなさいよw