鋼の錬金術師FA #63 扉の向こう側

今回はぶったおして終わりかな、と思ってたのになにこの最終回w
観たまま以上のことは書いていません。
 

出現し立ての頃のホムンクルス
この世に生を受けた時から、これだけの野望を抱いていたのだろうか。
 

神の力を取り込んでいながら、錬金術を使わないただの人間に滅多打ちにされる。
神の力を取り込む前はほぼ無敵の存在だったのに…。
強すぎる力は諸刃の剣じゃのう。
 

賢者の石を求めてグリードに襲い掛かるお父様。
自らを生き永らえさせるために息子を躊躇無く犠牲にする父親。
 

身体の破壊を無視してまで、お父様に吸収されるグリードを引き留めようとするリン。
リンを裏切ってまでリンを助けたグリード。
 

お父様に吸収されたグリードは我が身を顧みずにお父様の肉体を炭化する。
「結局、欲しい物はすでに手に入れていた」
満足げな顔じゃのう。
これで大罪の名を冠したホムンクルスたちはほぼ消滅。
(プライドはまだ生きていると言えるのかな)
 

グリードによって脆く炭化させられた肉体をエドに破壊され、賢者の石を喪ってしまう。
戦闘はこれで終結
 


力を喪い、真理の扉の前に引きずり出されたホムンクルス
自身の真理と対話、助けを求めるが扉の奥に囚われてしまう。
普通、一話ならここまでで十分でしょうw
 


戦い終わり、向こうの世界に連れ去られたアルを思って嘆く人たち。
リンは命をかけてまで手に入れようとした賢者の石を差し出し、
父親は自らの命を差し出す。
しかし、誰かを犠牲にして得られる救済は認めない。それがアルとの約束だった。
 


何かを手に入れるためには同等の対価を必要とする。
すべてを犠牲にしても錬金術に人生を費やす人間もいる。
エドワードの答えは「すべてを手に入れるために錬金術を対価とする」だった。
「正解だ」笑いながら消えていくエドの真理。
ようやくエドとアルの旅が終わった。
 


宿願を果たし、妻の墓の前に帰ってきたホーエンハイム
安らかな顔だな。
エンディングは涙が出そうだった。
 
次回が最終回。
一本使ってそれぞれの旅立ちか、贅沢じゃのう。